ほら、あれよ [近況]
えっと、なんだっけ?
ほら、あれよ。
漢字を忘れるどころの話ではない。
言葉が出てこないのだ。
認知症、一歩手前?
あれよ...あれ...
なんて言ったっけ? あれ。
ほら、あれよ。
喉まで出かかっている言葉を
必死で引っ張り出そうと焦るのだが。
あの四角くって、赤い点がついてて
ほら、あれよ。
なに? どれ?
そう訊かれても、答えられない。
頭の中には、その言葉があるのだけれど・・・
人の名前なんかも、思い出せないことがある。
ほら、あの人。あの有名人。
なんて言ったっけ。ほら。
やれやれ。
今やろうとしたことも、
ちょっとした拍子に忘れてしまう・・・??? なんだっけ。
えっと・・・やれやれ。
ほら、あれよ。
漢字を忘れるどころの話ではない。
言葉が出てこないのだ。
認知症、一歩手前?
あれよ...あれ...
なんて言ったっけ? あれ。
ほら、あれよ。
喉まで出かかっている言葉を
必死で引っ張り出そうと焦るのだが。
あの四角くって、赤い点がついてて
ほら、あれよ。
なに? どれ?
そう訊かれても、答えられない。
頭の中には、その言葉があるのだけれど・・・
人の名前なんかも、思い出せないことがある。
ほら、あの人。あの有名人。
なんて言ったっけ。ほら。
やれやれ。
今やろうとしたことも、
ちょっとした拍子に忘れてしまう・・・??? なんだっけ。
えっと・・・やれやれ。
秋の窓辺にて [心の風景]
子どもらは顔を見合わせ笑いあった。
まるで、自分たちがどこから来て
どこへ行こうとしているのか知っているみたいに。
秋の空はあてどなく高く、
日の光が窓辺に温かい。
子どもらの声が青空に響き、
20年後のぼくは、
窓のそと、自分の過去を覗きこんでいた。
あれは、パラレルワールド。
もう一人のぼくと、もう一人の君が住む世界。
まるで、自分たちがどこから来て
どこへ行こうとしているのか知っているみたいに。
秋の空はあてどなく高く、
日の光が窓辺に温かい。
子どもらの声が青空に響き、
20年後のぼくは、
窓のそと、自分の過去を覗きこんでいた。
あれは、パラレルワールド。
もう一人のぼくと、もう一人の君が住む世界。
ありがとうを伝えたい [ありがとう]
ありがとうを伝えたい人が何人もいる。
それは、ぼくの人生をここまで導いてくれた人。
ついさっきまで、そこにいたのに、
ぼくがありがとうを言う前に去って行った。
今生でもう一度会いたいのだけれど...
「出会ってくれて、ありがとう」と。
それは、ぼくの人生をここまで導いてくれた人。
ついさっきまで、そこにいたのに、
ぼくがありがとうを言う前に去って行った。
今生でもう一度会いたいのだけれど...
「出会ってくれて、ありがとう」と。
年輪のように [近況]
死について考えることが多くなった。
3年ほど前に義父が亡くなり、
その後、ほかの親族や知人、友人が何人か亡くなったからなのか。
それとも、自分の衰えを感じはじめたせいなのか。
確かに体調はあまり良くなく、
物忘れも多くなったような気がするけれど...
年輪のように歳を重ね
ぼくはどこまで歩くのだろう
そして、どこへ行くのだろう。
亡くなった者たちの声が、ふと聞こえた気がして、
ぼくは後ろを振り返る。
3年ほど前に義父が亡くなり、
その後、ほかの親族や知人、友人が何人か亡くなったからなのか。
それとも、自分の衰えを感じはじめたせいなのか。
確かに体調はあまり良くなく、
物忘れも多くなったような気がするけれど...
年輪のように歳を重ね
ぼくはどこまで歩くのだろう
そして、どこへ行くのだろう。
亡くなった者たちの声が、ふと聞こえた気がして、
ぼくは後ろを振り返る。
いまも青空に恋してる [ドキドキ]
ひょっとしたら...
ちょっと異常かもしれない。
青空に恋した浮浪雲なんて。
はたから見れば、まるでストーカー?
ただ、ミューズが必要なだけなのに。
ちょっと異常かもしれない。
青空に恋した浮浪雲なんて。
はたから見れば、まるでストーカー?
ただ、ミューズが必要なだけなのに。