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秋の窓辺にて [心の風景]

子どもらは顔を見合わせ笑いあった。
まるで、自分たちがどこから来て
どこへ行こうとしているのか知っているみたいに。

秋の空はあてどなく高く、
日の光が窓辺に温かい。

子どもらの声が青空に響き、
20年後のぼくは、
窓のそと、自分の過去を覗きこんでいた。

あれは、パラレルワールド。
もう一人のぼくと、もう一人の君が住む世界。

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